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いまなぜ教育基本法か  竹内常一著
いまなぜ教育基本法か

いじめ・不登校・中途退学や学級崩壊など「子ども問題」が理由?それとも・・・
疑問だらけ、わからないことずくめの審議過程を検証して改正案を読み解いてみると。

「改正」に異議あり!

四六判/上製/234頁
ISBN4-921190-38-0
本体2300円+税
発行
初刷:2006年6月15日
第2刷:2006年9月15日

著者の言葉

教育基本法改正案が公表されたが、どこからもそれについての丁寧な説明がない。そのために、改正案の文言の理解しがたさ、疑わしさ、いかがわしさを解くことができない。この理解しがたさをだれが解いてくれるのだろうか。その説明責任をだれに求めたらいいのだろうか。国会討論はこの問いに本当に答えてくれるのだろうか。  

目次
  • 第1部 いまなぜ教育基本法か-改正案提出にいたる過程から検証する
    • 第1章 「統治としての教育」と「国を愛する心」
    • 第2章 臨教審答申から教育基本法改正案まで-「教育の目標」と学校システム-
    • 第3章 教育基本法改正のどこが問題か-「教育の目的」と「普通教育」-
  • 第2部 学級崩壊から教育基本法へ
    • 第4章 「子ども問題」と教育基本法-質問に答えて
    • 第5章 子どものなかの暴力と平和-学級崩壊から憲法・教育基本法へ-
    • 第6章 「暴力の文化」から「平和の文化」へ
  • 終章 「生きるかたち」を変える憲法・教育基本法の改正
  • あとがき
  • 教育基本法/教育基本法改正案
  • 日本国憲法前文/新憲法草案前文
  • 教育基本法改正案提出にいたる過程(1981〜2006年)
著者
竹内常一(たけうち・つねかず)

1935年生まれ
1960年 東京大学大学院修士課程修了
現在,國學院大學名誉教授
日本生活指導学会代表理事

著書