- サービス経済学説史 -300年にわたる論争- J・C・ドゥロネ/J・ギャドレ著 (渡辺雅男訳)
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経済学の歴史とパラダイムを読み替える
サービスに関する経済・社会史そうの発展を体系的に跡づけ、サービスの役割を経済理論に統合する、フランス二人の気鋭経済学者による初の画期的試み。
原書にはない経済学者の写真多数を新たに収録してバージョンアップ!
四六判/上製/272頁
ISBN4-921190-03-8
本体2200円+税
発行
初刷:2000年9月28日
- 目次
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- 日本語版への序文--3つのポイント J-C・ドゥロネ
- 日本語版への序文--2つのポイント J・ギャドレ
- 序 文 トマス・M・スタンバックJr.
- 第1章 序論
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第2章 サービスについての古典派の学説
- 第1節 財政的に見て生産的であることから富の観点から見て生産的であることへ
- 第2節 19世紀前半の経済理論におけるサービス
- 第3節 古典派サービス理論の概要
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第3章 マルクス--標準的な理論と潜在的な方向性
- 第1節 マルクスが定式化したアプローチ
- 第2節 マルクスにおけるサービスと物質的生産
- 第3節 マルクスの生産的労働論における経済構造上の必要条件
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第4章 すべては生産的労働,すべてはサービス
- 第1節 サービスの交換としての経済関係
- 第2節 1900年頃のフランスにおけるサービス,特定のサービス活動の扱い--戦争と国家
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第5章 第三次部門とポスト工業化社会
- 第1節 第三次部門概念の登場,その成熟
- 第2節 第三次部門からサービスへ--ポスト工業概念の影響力と多様性
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第6章 サービス社会とネオ工業主義
- 第1節 ベルへの批判--ジョナサン・ガーシュニー,サービスに対する財貨の優位
- 第2節 ネオ工業主義とサービス生産
- 第3節 結論--現代社会認識の主要部分を占めるサービス理論
- 訳者あとがき
- 人名索引
- 訳者
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渡辺雅男(わたなべ・まさお)
一橋大学社会学研究科教授・社会学博士
著書- 『階級!社会認識の概念装置』(彩流社,2004年)
- 『市民社会と福祉国家』(昭和堂,2007年)
- ほか
- エスピン-アンデルセン『ポスト工業経済の社会的基礎』(渡辺景子との共著)(桜井書店,2000年)
- J-C・ドロネ&J・ギャド『サービス経済学説史』(桜井書店,2000年)
- エスピン-アンデルセン『福祉国家の可能性』(渡辺景子との共著)(桜井書店,2001年)
- J.クランプ『日経連 もうひとつの戦後史』(洪哉信との共著)(桜井書店,2006年)
- J. ロゼンバーグ『市民社会の帝国--近代世界システムの解明』(桜井書店,2008年)
- ほか