はしがき 柴田徳太郎
第1部 制度と組織の理論と方法
第1章 資本主義と制度の共進化 柴田徳太郎
第1節 「ルール」によって支えられる「市場」
第2節 「制度」によって支えられる「資本主義経済」
第3節 「資本主義経済の進化」と「制度進化」の跛行性
第4節 結 語
第2章 制度経済学の新展開 中川淳平
──企業組織の分析に向けて──
はじめに
第1節 新制度学派の企業組織観
第2節 コーポレート・ガバナンスの視座と制度経済学
むすび
第2部 金融制度の歴史分析
第3章 サフォーク・システムと1837・39年恐慌 大森拓磨
──一商業銀行による「最後の貸し手」機能の内生的展開──
はじめに
第1節 「ジャクソニアン・デモクラシー」下の秩序管理
第2節 1837・39年恐慌と「最後の貸し手」機能
第3節 恐慌後の進展
むすび
第4章 アメリカにおける1907年恐慌 阪上亮太
──制度論的景気循環分析の試み──
第1節 問題意識と分析視角
第2節 1907年恐慌の形態的特色
第3節 株式ブームの発生──1904〜06年
第4節 株式ブームの終焉要因──金融逼迫と反独占立法
第5節 実体経済の下降要因──投資の減退と金融不安定性
第6節 小 活
第5章 FDICのオープン・バンク・アシスタンス(OBA)
と最後の貸し手 平野裕三
──FRSとFDICの大銀行破綻への対応──
はじめに
第1節 FDICの破綻処理手法
第2節 連邦準備銀行の割引窓口
第3節 1970・80年代の対応と破綻処理手法の変遷──OBAを中心に
第4節 最後の貸し手と預金保険機構
第3部 労使関係と労務管理の歴史と現状
第6章 ドイツ管理層職員による利益代表の展開 石塚史樹
はじめに
第1節 管理層職員の利益代表の構成と機能
第2節 歴史的な発展から考える意味
第3節 職場レベルでの雇用条件形成の可能性
第4節 結 語
第7章 パッケージ・ソフトウェア開発企業の開発管理 古谷眞介
──K3社における計画の立案とその遂行──
はじめに
第1節 計画の立案
第2節 計画の遂行──進捗把握と遅れへの対処
第3節 見いだされたこと──技術者の自律性に依存した管理
事項索引