はじめに
第1章 子どもの世界を生きる
1 子どもの世界に身を差し入れる
2 教師のからだと視線と想像力
3 子どもが他者にことばを発するとき
4 子どもが他者とつながるとき
第2章 意味ある経験を生みだす
1 三○○円のタマゴと五○○円のタマゴ
2 身体を介してものや世界と交流する
3 自分と世界の関わりが見えてくる
4 友だちとつながって世界を立ちあげる
第3章 差異の承認と共通性の追求
1 一平と丸福とつよし
2 「二者関係」から「三者関係」へ
3 子どものなかの「三者関係」
4 差異の承認と共通性の追求
第4章 他者と出会い、自分を取り返す
1 暴力・断裂から自立・共存へ
2 隼人という中学生
3 他者と出会い、自分を取り返す
4 自分と出会い、他者とつながる
第5章 友だちのいるクラス
1 田所学級の子どもたちの文章
2 身体的・言語的なコミュニケーション世界を開く
3 言語的コミュニケーションを開く班ノートと通信
4 いじめ体験を語り・聞く
5 「ケアと応答の文化」から「対話の文化」へ
第6章 物語の交響するクラス
1 「北の十字架(クルス)」と「祥子と『是信房といた夏』」
2 地域の物語を生きる子どもたち
3 自分の物語を語りだす子どもたち
4 マクロの物語とミクロの物語
5 物語の交響するクラス
第7章 学級づくりから子ども集団づくりの方へ
1 学級の集団的構造
2 A地区の子どもたちにもイニシアティブを
3 子どものグループづくりと友だちさがし
4 ぼくらの「学校づくり」と「地域拠点づくり」
5 子ども集団づくりの方へ
6 支配の装置としての「学級」の問いなおし
第8章 「奉仕活動」から「ボランティア活動」へ
1 東海豪雨水害ボランティア
2 地域の「共同」を支援する
3 「現地に行くこと」と「他者と共にあること」
4 「共同の世界」を編みなおすこと
5 子どもはボランティアのなかでなにを学んだか
第9章 校内暴力から「つっぱり学習会」へ
1 校内暴力のなかで
2 荒れる子どもたちと学校
3 子どもの言い分に共感する
4 「つっぱり学習会」へ
第10章 学校のなかにもうひとつの学校をつくる
1 管理主義の学校のなかで
2 「競争・団結の文化」から「反差別・連帯の文化」へ
3 学校の時空間を再編成する
4 学びから参加へ
補 論 教育実践は過ちを重ねながら、正しさをつらぬくものである
1 全生研の面白さは実践記録の分析にある
2 実践の創造性――判断こそ実践成立の要件
3 教育実践とはなにか――実践では過ちは不可避である
4 実践記録とはなにか――なぜ実践を記録するのか
5 教育実践の分析とはなにか――実践の誤りを乗り越える
あとがき