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季刊 経済理論(第42巻第3号)特集◎移行経済の軌跡とその意味 |
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B5判/128頁 |
ISBN4-921190-86-0 |
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経済理論学会編 編集委員 |
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[特集:移行経済の軌跡とその意味] |
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この特集は2つの目的をもって編集された。1つは、「移行経済」の進化過程と現状を明らかにすることである。ソ連・東欧の社会主義システム(計画経済)は1989〜91年に崩壊し、資本主義システム(市場経済)への移行を開始した。ロシアの移行期政権が当初採用した「ショック療法」は、価格統制を撤廃し国有企業を民営化すれば、「市場経済」が自生的に形成されるとする素朴な新古典派的信念にもとづいていたが、目論見とはまったく逆に、経済を混乱させ縮小させるに終わった。その過程で、市場を支える社会制度の重要性が再認識され、また経済もようやく2000年頃に回復に転じたかに見える。さらにEUの東方拡大に象徴されるように、移行経済を取り囲む国際環境も近年大きく変化してきている。ロシア・東欧の移行経済が描いた多様な軌跡の解明は、世界経済にとって、またロシアを隣国とする日本にとって意義ある作業であろう。 |
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今号の編集後記はこれまでのものと次の二点で異なっている。第一に、これまでは編集後記で特集についての主旨を論じていたが、それを本号では、冒頭で、「特集にあたって」として、まとめたことである。そして、これは、今号の編集を実質的に担当してきた芳賀編集委員の筆による。第二に、そのことによって、編集後記は、編集を芳賀委員に任せっぱなしにしていた菅原が記すことになった点である。本来ならば芳賀委員こそ編集後記を記すにふさわしいのであるが、仕事量の偏りを多少でも軽減するということから、菅原が厚顔にもこの後記を記すことになったわけである。 |
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本誌は社会的・歴史的視野をもった経済学の理論の発展に貢献することを目的とした季刊ジャーナルとして、経済理論学会によって刊行されます。 |
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投稿宛先 『季刊 経済理論』事務局 |
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