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グローバル時代の貿易と投資  板垣文夫・岩田勝雄・瀬戸岡紘編
グローバル時代の貿易と投資

多国籍企業・WTO・アメリカの世界戦略をキーワードにグローバリゼーション下の国際経済関係の実態、世界経済の諸側面を多彩に検証する。

執筆者(執筆順 *は編者)
  1. 堀中 浩(1931年生,明治大学名誉教授(外国貿易論専攻))
  2. 岩田勝雄*(1945年生,立命館大学経済学部教授(国際経済論専攻))
  3. 瀬戸岡紘*(1945年生,駒澤大学経済学部教授(国際経済論,アメリカ経済論専攻))
  4. 板垣文夫*(1948年生,横浜商科大学商学部教授(貿易論,国際経済論専攻))
  5. 秋山誠一(1954年生,國學院大學栃木短期大学商学科教授(国際経済学,貿易論専攻))
  6. 福田邦夫(1945年生,明治大学商学部教授(貿易論,国際経済学専攻))
  7. 應和邦昭(1944年生,東京農業大学国際食料情報学部教授(国際政治経済論,農業貿易論専攻))
  8. 小林尚朗(1971年生,明治大学商学部専任講師(世界経済論,アジア経済論専攻))
  9. 溝口由己(1966年生,早稲田大学産業経営研究所特別研究員(中国経済専攻))

A5判/上製/264頁
ISBN4-921190-24-0
本体2600円+税
発行
初刷:2003年10月1日

編者の言葉

本書は「グローバル」を貿易と投資の側面から明らかにしようとする目的をもって構成してある。貿易と投資は国際経済関係を形成する主要な契機だからである。

今日の貿易と投資の主要な担い手は多国籍企業であり、そのグローバル展開を補完するのがWTOである。したがって多国籍企業の活動およびWTOは、まさに今日のグローバル化の代表的な経済現象といえる。そこでグローバル化の主体をアメリカの帝国主義世界戦略および多国籍企業とWTOに定めて、その周辺の国際経済現象を明らかにしようとするのが本書のテーマである。

2003年8月 編者

目次
  • はしがき
  • 第1章 貿易・投資システムの歴史と現代-グローバリゼーションの史的構造- (堀中 浩)
  • 第2章 グローバル・システム分析の基礎理論 (岩田勝雄)
  • 第3章 WTOの貿易システム (瀬戸岡紘)
  • 第4章 多国籍企業と貿易・投資 (板垣文夫)
  • 第5章 国際通貨・金融問題と貿易・投資システム (秋山誠一)
  • 第6章 発展途上国の貿易・投資システム (福田邦夫)
  • 第7章 食料・環境とWTOシステム (應和邦昭)
  • 第8章 アメリカの貿易と投資 (瀬戸岡紘)
  • 第9章 ヨーロッパの貿易と投資 (瀬戸岡紘)
  • 第10章 新興経済の貿易・投資政策-経済的自立に向けて- (小林尚朗)
  • 第11章 中国のグローバル・システムへの移行とその問題点 (溝口由己)
  • 第12章 現代日本の貿易と投資 (岩田勝雄)
  • 第13章 グローバル・システムへの挑戦 (岩田勝雄)