|
教育を変える ―暴力を越えて平和の地平へ─ |
||
|
|
四六判/上製/272頁 |
ISBN4-921190-02-X |
|
竹内常一(たけうち・つねかず) 1935年生まれ 著書に |
||
|
本体2200円+税 |
発行 |
|
10代にいま、なにが起こっているのか。 恐れのなかの立ちすくむ子どもたちのこころとからだを読み開いて、子どもの現実を切り開く教育基本法の方へ≪普通教育の創造≫を提唱する。 |
||
|
第1章 市民を育てる普通教育 |
||
|
私は子ども・若者について考えるとき、対極的な二人の少年をいつも意識してきた。そのひとりは、いうまでもない、神戸児童連続殺人事件の加害者とされている少年Aである。そして、いまひとりは、「人間とは恐ろしい存在である」という書き置きを残して自殺した上越の中学生である。私には、この二人の少年は暴力の日常化という今日的状況から生まれた双生児のように思われてならない。しかし、大人は前者の少年には注目するが、後者の少年には注目しない。だが、私は「人間とは恐ろしい存在である」とする後者の少年の感性と良心に深くひかれる。 |
||
![]()