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中国の資本主義と社会主義―近現代史像の再構成― |
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A5判/上製/424頁 |
ISBN4-921190-28-3 |
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奥村 哲(おくむら・さとし)著 東京都立大学人文学部教授 |
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どのように捉えられるのか。 日本の侵略が刻印したものは? 近現代史の流れを |
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21世紀に入った今日、日本の中国近現代史研究はもはや中国に追随することなく、半植民地半封建社会論からもとっくに解放されている。しかし、我々は本当に自由になったのであろうか? 私は疑問に思っている。近代の中国社会が固定した半植民地半封建社会ではなかったとしたら、社会をどのように動態的に捉えたらよいのか? 国民政府が民族主義的性格をもち、資本主義的発展を目指した政府だったとしたら、どうして共産党に敗北することになったのか? 歴史的必然ではないのに社会主義体制になったのだとしたら、その過程はどう理解すればよいのか? マルクス主義の思想で説明できないとしたら、社会主義体制とはそもそも何だったのだろうか? 私には、これらの新たに起こる疑問に対して、学界が正面から答えようとしているとは思えない。極論の謗りを覚悟して言えば、ただ問題意識の制約がとれただけで、新たな大きな問題がすぐそこに現われたことさえ、見ようとはしなくなっているのではないか? ただ価値観を逆転させただけで、社会主義に替えて民主主義や自由あるいは民族主義を云々しているだけではないのか? |
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まえがき |
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